令和７年12月19日に与党（自由民主党・日本維新の会）から、「令和８年度税制改正大綱」が公表されました。
少数与党の中、与野党間の協議により、「年収の壁」は178万円まで引き上げられ、「高校生年代の扶養控除」は今回、縮小せずに維持されました。
その他、以下の通り、改正点が目白押しです。
- 住宅ローン減税の見直し
- NISAの拡充
- 防衛特別所得税の導入
- 青色申告控除の見直し
- マイカー通勤手当の非課税枠の見直し
- 食事支給の非課税限度額の引き上げ
- 固定資産税、不動産取得税の免税点引上げ
- 貸付用不動産の評価見直し（相続税）
- 教育資金一括贈与非課税制度の廃止
- 中小企業の少額減価償却資産特例の拡充
- 特定生産性向上設備等投資促進税制の創設
- 賃上げ促進税制の一部廃止
- インボイス制度の２割特例、８割控除の見直し
など