プログラムの概要
«起» 日本人と木との付き合いの振り返り~古代から近代
«承» 過去70年の大きな変化
«転»「神様が与えてくれた至高の材料」木材の良さと欠点
«結» あるべき姿とは?
その他ディスカッションタイム
藤井義久先生プロフィール
京都大学名誉教授。農学博士。
1957年大阪府池田市生まれ。
京都大学農学部林産工学科卒。シュトゥットガルト大学(ドイツ)客員研究員、京都大学助教授、同准教授、同大学院農学研究科教授を歴任。現在、(公社)日本木材保存協会会長、(一社)住宅長期支援センター副理事長、(一社)建築研究協会理事、(独法)国立文化財機構東京文化財研究所客員研究員、永大産業株式会社社外取締役。
謹啓 梅雨の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
7月20日の第114回経営倶楽部は、京都大学名誉教授の藤井義久先生にご講演いただきます。
来年開催の大阪・関西万博の会場には、世界最大級の木造建築物となる「大屋根リング」が建設中ですが、建設業界では近年、耐火性能や耐震性の技術開発が進み、中高層木造建築物の建設が加速しています。その背景にあるのが、「2050年カーボンニュートラル宣言」や、サーキュラーエコノミー(循環経済)といった考えの浸透だそうです。一方、その資材となる木材は、量だけ見れば50年分のストックがありますが、自給率(国産材率)は40%程度です。古代から木の文化を発展させ、世界有数の森林国である日本が、一体何故こうなったのでしょうか?
日本人と森林・木材との関係を時間を遡って見直し、これからの日本の木材の有効利用と環境、「日本の木の文化の形」 をどのようにしてゆけばよいのか。そのようなことをご一緒に考えることができれば幸いです。
ぜひ多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
謹白
1.日時
令和6年7月20日(土)
講演会 午後1時30分~5時
懇親会 午後5時30分~
2.場所
講演会 たかつガーデン8階 たかつ(西)
TEL: 06-6768-3911
近鉄「上本町駅」から徒歩3分
地下鉄「谷町九丁目駅」から徒歩7分
懇親会 チャイニーズ酒菜 一凛
3.テーマ
「実は資源大国日本!」
〜ビジネスに活かして守る日本の山林〜
4.講師等
京都大学 名誉教授 藤井 義久 先生
5.参加費
講演会 5,000円
懇親会 5,000円
6.申し込み
こちらからお申し込みいただけます。