暑中お見舞い申し上げます(第20号 1998年8月)

暑い日が続いておりますが、皆様、如何お過ごしでしようか。どうか、お体ご自愛下さい。

さて私事で恐縮ですが、今年は事務所創立二十年です。最近、二十周年記念誌を編集していることもあり、カンカン照りの夏日が続くと二十年前を思い出します。勤めていた監査法人榮光会計事務所(現センチュリー監査法人)を退職し開業したのが八月一日。真夏のことだったのです。

監査法人では、日本通運、雪印、合同酒精、ニッカウヰスキー等の監査や、エアロマスター、興人等の会社更生法調査の経験を積ませて頂きました。先輩達にも恵まれ、特に大阪事務所長だった中村弘毅先生には随分可愛がって頂きました。なのに独立。

貯金ゼロ。税務経験ゼロ。関与先は姉の嫁ぎ先一社のみ。独立一週間後、難産の末に三人目の子が産まれ、扶養家族は父母を含めて六人。「飢え死にすることは無かろう」。当ても無く、ただ変化を求めていた。バカさと紙一重の若さだけがあった三十歳。

あれから二十年。束の間に過ぎたようです。しかし振り返ってみれば様々なことがありました。嬉しいこと。辛いこと。数々の失敗。そして気が付けば、今の事務所がある。多くの人達に恵まれている。開業当初には思いもかけなかった僥倖です。

「今の私が在るのは、関与先の皆様を始めとした多くの方々のお蔭だ。有り難い!」との念が、改めて胸に迫ってきます。多くの人に支えられて、生かされてきました。これからもそうです。

この感謝と歓びの果実を、この世に産み出したい。皆様に、幾許かでもお返しが出来るよう、お役に立てるよう歩んで行きたい。そう心に期しています。

今年の夏が、また、新しいスタートです。

これからも、どうか宜しくお願い申し上げます。

(所長 林 光行)

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2002-01-01 Published,2007-12-25Revised.