暑さ厳しき折り、皆様いかがお過ごしですか。
今年は病原性大腸菌O157が流行りました。騒がれた為に発見率が高くなっただけで実際には近年そんなに変わっていないという見方もあるようですが、日本全体の環境汚染レベルが上がった為に流行るようになったのだという意見もあります。私も、エイズや狂牛病のことなども含め、フロンガス・二酸化炭素・放射能等々の人間の作り出したゴミが背景にあると思います。
地球が何億年もかけて地下に蓄えた物質を、人類は産業革命後の短期間に地表にバラ撒いてきました。地球全体がゴミ箱化しているのです。不潔なゴミ箱の中に暮らしていて身体に良い訳がありません。海も、森も、山も、死につつあります。環境保護と経済成長の両立は困難な課題ですが、この現実から目をそむけることはできません。ダチョウは天敵に追われて進退窮まると砂の中に頭を埋めて敵から目をそらしますが、私達もダチョウと同じことをするのでしょうか。
環境を破壊してきたのが人間なら、それを解決するのも私達人間をおいてほかにありません。スフィンクスの神話では「朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足で歩く生き物は何か」との謎が解けず、ある町が滅亡しかけていたとき、旅人が「それは人間だ」と答えて危機を脱したといいます。幼児は四つん這い、大人は2本足。老人は杖をつくからです。単なる頓智ではなく、この神話が伝えるのは「人間社会の危機、その解は人間そのものにある」というメッセージです。
私達自身が、私達自身と地球を救う鍵なのです。今一度、社会・経済のシステムや、私達の生き方自体をも振り返ってみる必要があると思います。……大上段に構えて堅くなってしまいました。
何はともあれ、皆様にはくれぐれもお身体を大切に。暴飲・暴食・クーラーのかけ過ぎは、御自身と地球に良くありません。
